めまいメマイ

めまいの整体について

心底めまいで困っている人達

めまいは少々理解しにくい体の異常かもしれません。

検査などしても異常がみつかることなどまずないのではないでしょうか。天井がぐるぐる回ったり、足元がふらつくような感覚が本人にしかわからないからです。本人は、

「ずっとフワフワして気持ちが悪い。」

といっているのに、熱があるわけでなく、風邪のような症状もなく、痛みがあるわけでもありません。傷があったり、血がでているわけでもありません。ですから、本人が苦しんでいるのに、

「そんなものは気持ちの問題だ。」

と、言われたり、

「あなたよりもっと辛い状態で生きている人もいるのだから、それぐらいで泣きごとをいうな。」

と医師に言われて、困りきっている方も実際にいます。

しかし、平衡感覚がおかしくなっているのに、それを気にせずに生きていけなどというのはアドバイスでもなんでもなく暴論です。

めまいが起こるメカニズム?

めまいが起こるメカニズムを確認してみます。

耳の奥に、内耳という場所があります。その中に半器官というものが3つあります。三半規管という言葉はだれでも聞いたことがあるでしょう。その半器官に、耳石という石があって、その耳石の動きを感覚毛という毛で感じることで、人間は地面にたいしてどのような状態であるかを知覚すると考えられています。

「この耳石がなんらかの理由であるべき位置からずれたときにめまいがおこる。」

と、たいてい説明されています。

ですから、めまいを治すために首をいくつかの方向へ回したり動かしたりして、耳石をもとの位置にもどしてあげれば、めまいが解消することができるといわれています。

しかし、この方法は私は疑問を感じています。

確かに、自分で、あるいは専門の方に、様々な方向へ首を動かしてみてめまいが止まったという人は存在しています。当院に整体に来ていた人にも、首を動かしたら止まったという人がいました。しかし、またすぐに再発しました。

その方の自律神経の働きには課題が残っていました。

ですから、めまいは起こるべくしておこっているということなのでしょう。小手先のごまかしで一時的にめまいを解消しても、自律神経の働きに問題があればまたすぐに悪くなるということです。

「耳石の位置がずれるのがめまいの原因。」

この考え方はとっつきやすく理解しやすいでしょう。

でも現実問題、この耳石の位置がずれているのを確認した人などいないですし、それを確実に元に戻す方法というのも存在しません。この考え方にもとづいて、首を回したりという運動でめまいを完全に解消した人など極めて少数ではなのではないでしょうか。